優秀な医療事務を採用したい!おさえておくべきポイントとは?

桜の開花宣言が全国各地で発表され、今年は例年にない速さで春が来ています。この時期は毎年、診療所の新規開業支援をさせて頂いていると求人に携わる事があり、大学や専門学校などに訪問し、就職支援課の方と学生の希望先などをお聞きしています。

年によっては、学年の半分以上が医療事務を希望している時もあれば、数人しか希望していない年もあり、この差は友達の動向に左右されているケースが多い状況です。今回は、これからの就職活動に入る学生の医療事務についてお話します。

新卒の医療事務を欲しいと言う診療所は多くはありませんが、毎年数軒の診療所から「採用を考えているので相談したい」とのご依頼があります。院長先生や奥様から、なぜ新卒学生を採用したいのか?

どんな新卒学生を採用したのかヒアリングし、現在のスタッフ構成を考慮した上でペルソナ像を作る事を提案しています。

ペルソナ像を就職支援課の方にお伝えし、該当しそうな学生がいれば求人票を紹介して頂きたいと依頼しています。この流れだと現在の診療所に必要な学生が応募してくれる可能性が出てきます。

 

ただ、ここまでしている診療所は多くないのが現状です。

それはほとんどの場合、院長先生や奥様がお忙しく、ここまでの段取りをする事ができないからです。そうなると「とにかく新卒学生が欲しい」と言う事だけが全面に出て、「どんな新卒学生を採用したいのか」を考える事が抜けている感じがします。これでは履歴書などの応募書類を見てもどこを重要視するのかぼやけてしまい、「満足できる採用」には近づきにくくなります。

診療所の経営において医療事務が与える影響は多大のものです。その重要な役割を担う医療事務を採用するにあたり、「いかにチームとして機能できる方に来て頂けるか」を考える必要があるのですが、「とにかく新卒学生が欲しい」では経営に良い影響を与えなくなります。

学生からの応募書類が届くとあとは面接になると思います。面接は応募者の事を知り、診療所を知って頂く場でもあります。診療所側は応募者に「ここで働きたい」と言う想いを持ってもらえるような時間にしたいものです。人と人ですのでうまくマッチングできるよう事前準備をする事を提案しています。

短時間で見極め採用合否を決めるのは難しいですが、事前準備をする事で必要としている医療事務を採用できる確率が上がります。採用した学生がチームとして機能すれば、学校や学生から「働きたい診療所」と言う評価につながるのではないかと思います。